過去ログ - 【禁書】ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール【再構成】【プロローグ改稿版】 -SS速報VIP

過去ログ - 【禁書】ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール【再構成】【プロローグ改稿版】

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242:nubewo ◆sQkYhVdKvM[saga]
2014/02/15(土) 12:46:20.69 ID:UzaZMJWdo

ベンチに腰掛け、すぐさま『実験』を始めた。
能力者に特別な準備は必要ない。風を作るよう指示されて、光子は当麻の右手の手のひらに、風の噴出点を作ろうとした。

「嘘……なんで、どうしてですの？！」

以下略

243:nubewo ◆sQkYhVdKvM[saga]
2014/02/15(土) 12:47:43.78 ID:UzaZMJWdo

「そうですの」
「それから時々街で見かけるんだけどさ、その度にアイツ、やたらと絡んで来るんだよな。
　こないだの決着をつけてやる、とか訳わかんないこと言ってさ。
　そういや、光子はやっぱりアイツと知り合いなのか？　確か中二って言ってたし、光子と同級生だよな」

以下略

244:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[sage]
2014/02/15(土) 13:12:02.70 ID:n+Pq9bCDO
おお、乙です！

誤字つ談。

>>242、「台風台風」となっているところがございますの

245:nubewo ◆sQkYhVdKvM[saga]
2014/02/15(土) 13:17:35.08 ID:UzaZMJWdo

「嫌いだなんてことはないですけど、私は多分、風っていうものを、そんなに好きじゃないと思います」

くじけそうな顔をしながらそう返事をする佐天を見て、
どうやら自分の思惑とは違うことになっていることに光子は気づいた。

以下略

246:nubewo ◆sQkYhVdKvM[saga]
2014/02/15(土) 13:19:15.82 ID:UzaZMJWdo

到底それに及ばない今の自分のレベルの低さを思い出して、嫌になる。佐天は耐えかねて、

「あの！」

以下略

247:nubewo ◆sQkYhVdKvM[saga]
2014/02/15(土) 13:19:50.53 ID:UzaZMJWdo

質問を質問で返された佐天は軽く戸惑った。

「風船を膨らませて、その口を閉めるとしますわね。風船の外にも空気はあるし、
　風船の中にも空気がある。それは自然に納得できることでしょう？」

以下略

248:nubewo ◆sQkYhVdKvM[saga]
2014/02/15(土) 13:20:41.44 ID:UzaZMJWdo

「それで、もっと詳しく能力を使えたときのことは考えましたの？」
「え？」
「どうして風は吹くのかしら？　凪（な）いだ状態から風がある状態へ、
　その変化のきっかけを考えることは意味がありますわ。

以下略

249:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[sage]
2014/02/15(土) 13:21:06.06 ID:C65koTWx0
乙でした。
貴方のSSは描写が丁寧で読んでて楽しい。

250:nubewo ◆sQkYhVdKvM[saga]
2014/02/15(土) 13:21:30.71 ID:UzaZMJWdo

「すみません、ちょっと思い出せないです」
「そう、どこで習いましたの？」
「習ったっていうか、たしかテレビの教育番組とかだったと思うんですけど……」

以下略

251:nubewo ◆sQkYhVdKvM[saga]
2014/02/15(土) 13:22:39.31 ID:UzaZMJWdo

本人ではないからこそ気になったのかもしれない。渦というものの行き着く先が気になった。

「え？」
「ずうっと空気の粒を引き込み続けますの？」

以下略

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