過去ログ - 【咲安価】 京太郎「……変、身ッ」 咲「……超変身」 18クール目【ライダー】
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661: ◆B6xkwd67zxGJ[saga]
2013/12/23(月) 20:39:16.43 ID:GZYMOccao

小蒔「私たちは……」

モモタロス「――っ、オイ! イマジンの匂いだ!」

キンタロス「……何もこんな時やなくてもええやないか」

ウラタロス「こんな時、だからかもしれないよ?」

リュウタロス「どういうこと?」

ウラタロス「あのイマジンたちの目指す時間は、彼がグリードになってしまった世界だから……」

小蒔「その未来を確定させるために、妨害を図る……ということですか?」

ウラタロス「うん。つまりはそういうことだけど――」

モモタロス「――だったらまだ、未来は決まってねーってことだな!」

キンタロス「京の字が戻れることも、全然あり得るっちゅー話やな」

リュウタロス「邪魔するなら、倒しちゃってもいいよね?」


 須賀京太郎はまだ、人間に戻ることができる――。

 イマジンの妨害というのは、その何よりの証左であった。
 一同が、顔を見合わせる。そして、拳を打ち鳴らした。


デネブ「淡」

デネブ「俺たちは――」

淡「アイツに会う。そんで、あっちのきょーたろーがどうなったのかを聞く」

淡「あとは……」

淡「残りの紫のメダルを見付けてぶっ壊しちゃうのと、あの鳥と猫を牽制する!」


 手の内のカードと、永遠の記憶を握りしめる。

 彼とは、永遠の――さらにその先を誓った。
 記憶が失われて消えていくとしても、その向こうまで――さらに先まで、彼の共にいると。

 その言葉が、どれほど嬉しかったかは彼は知るまい。

 ただ今は、立場が逆転した。自分が彼に寄り添う番だ。置いてなど行かれないように。独りぼっちになどしないように。
 愛おしさが、込み上げてくる。
 彼が例え怪物に成り果てたとしても、絶対に引き戻してみせる。須賀京太郎を、人間以外になんてしてやるものか。


淡(辛いのに堪えて、弱虫なのに立ち上がったきょーたろーに、そんな結末なんて許さない)

淡(そんな運命があるなら、絶対絶対――絶っっっ対に、壊してやる!)

淡(私が、きょーたろーの家族になるんだから!)



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