過去ログ - 【咲安価】 京太郎「……変、身ッ」 咲「……超変身」 18クール目【ライダー】
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690: ◆B6xkwd67zxGJ[saga]
2013/12/24(火) 00:14:59.73 ID:xQuT9COzo

遂に露わとなった、グリードとしての少女。
 紫のメダルが引き起こした、醜悪な怪物への変貌。


カザリ「……ッ」

カザリ「京太郎に行ってるメダルの方が、多いと思ったんだけどな」


 その圧力は、かのプトティラコンボを凌駕する。
 単純にそれは、抱えた欲望の――虚無の差だ。
 須賀京太郎は紫のメダルの持つ力を、自分自身の欲望を受け止めてはいるが……。

 虚無には、身を任せてはいない。

 つまり、こちらこそが本来の紫のグリード。
 あらゆる欲望を破壊し、全てを凍土の下へと追いやる虚無の化身である。


もこ「……」

もこ「鳥さん、なんのつもり?」


 しかしそのことを理解しながらも――。


アンク「カザリの奴と一緒だ」

アンク「狂った怪物と使える馬鹿なら、俺は使える馬鹿を選ぶ」


 アンクは、対木もこ目掛けて炎弾を撃ち込んでいた。

 大した効果などない。
 ただ、廃墟で爆発が生まれただけである。
 それほどまでに、彼我の戦力差というのは絶対的であった。

 メダルの枚数なら、アンクの方が上だとしても……。


カザリ「君までどういうつもりなの?」

カザリ「また、そうやって僕の後からきて……僕から掠め取るつもり?」

アンク「……フン。さあな」

アンク「ただ、こいつは気に入らない」


 気高き、地を駆けるものの王。
 神々しき、空を往くものの王。

 二人は、虚無と絶望の主へと――反旗を翻した。


もこ「あははは、あははははっ」

もこ「予定とは違う形になっちゃったけど……あなたたちが壊れたら、きっと彼はショックでショックでショックで――絶望するわっ」

もこ「だから、彼のためにもあなたたちを壊してあげるからっ!」




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