過去ログ - 【咲安価】 京太郎「……変、身ッ」 咲「……超変身」 18クール目【ライダー】
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781: ◆B6xkwd67zxGJ[saga]
2013/12/28(土) 00:22:18.24 ID:KyBzWGn7o

光生「――なるほど、それで君の話というのは」

憧「ええ。これは、重大な契約違反じゃないかって」

憧「『バースの鎧に爆弾が仕掛けられている』なんて……そんなのは、あたしは聞いてないですから」

憧「あたしの身体については……そーゆー危険については、承知してますけど」

憧「でもこのあたりのって、また別問題じゃないですかね?」


 片岡優希に依頼したのは、バースの鎧の爆発理由。

 不可解だった。

 誤作動というのは、どんな機械にもあり得るであろう。
 そのことは、新子憧も承知している。機械である以上、それとは逃れられないと。
 だが、だとしても……。
 果たして、白兵戦を行う――要するにダメージを負うことが前提の装備で、そんなことが易々とあり得るのだろうか。

 あり得たとしても、もっと、安全装置があってもしかるべきではないか。


 憧は頭が良いと言っても、専門家ではない。
 だからマニュアルを読めても、設計図を完全に理解できるわけではない。

 だから、片岡優希に頼んだのは実に単純。

 南浦数絵の力で、実際のバースの鎧の“見取り図”を作成。製作段階の“設計図”と照らし合わせた。
 その結果――あるはずのない装置が見つかったのだ。
 そして、それをメモして、再度検索をかける。今度はその装置の持つ機能について。

 結果は――あれは起爆/暴走装置であったのだ。


光生「なるほど、それが君の言い分か」

光生「それで――新子憧くん、君は何を望むのかね!」

憧「……ちょっとちょっと、まだ待ってよ」

憧「あんまり早すぎる男って、嫌われるわよ?」

光生「……なるほど」


 そんなことが可能なのは、ただ一人しかいない。

 即ち製作者であり――オーバーホールを行った、対木もこ。



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