過去ログ - 【咲安価】 京太郎「……変、身ッ」 咲「……超変身」 18クール目【ライダー】
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◆B6xkwd67zxGJ
[saga]
2013/12/29(日) 05:20:22.00 ID:Fw3I9V+Yo
淡「護らせてあげるのは、無理かもしんないけどさー」
淡「私が、傍にいてやるーって言ってんじゃん。ばか」
現れたのは、金髪を棚引かせる大星淡。
その目には、静かな怒りがある。
よく見れば口の端などが切れていて、その腕にも痣が浮かぶ。
淡「それとも、誰も彼も皆の傍に居たいって奴なの?」
淡「この、浮気者。さいってー男。ばーか。ばかばーか」
淡「あの女に変な誤解されて絡まれてムカついてんのに……きょーたろーのばーか!」
手近なイマジンを殴り飛ばし、降り立つ大星淡。
その腰にはロストドライバー。
その手には、永遠の記憶を内包するガイアメモリ。
姫子『大星!』
哩「……遅か。遅かよ。こん、大馬鹿」
哩「馬鹿同士、ちょうどいいカップルやけんね」
迫りくるイマジンを弾き飛ばす。
首をコキリと回した。
何をいまさら、主役のつもりか。遅れて登場なんてしやがってからに。
淡「……ご、ごめんなさい」
淡「そのー、ちょっと道が混んでてー」
哩「……知らん。あほか」
申し訳なさそうに手を合わせる大星淡のそんな様子に、いよいよ白水哩は嘆息した。
……まあ。なんというか。
実に悔しいことではあるが――悔しいことではあるが。
事実として、本気の須賀京太郎を相手にするには――まさしく大星淡が主役級であるのだから、仕方ない。
気力を費やして、それでようやく削り切れる化け物。
しかもそれは、状況判断能力を失った状態でしかない。
それこそファングジョーカーでも使用しない限りは、哩と姫子だけでは荷が重いのだ。
哩「……まあ、場は整えてやったけん」
姫子『さっさと決めろ、大星淡!』
淡「――りょーかいっ」
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