過去ログ - 【咲安価】 京太郎「……変、身ッ」 咲「……超変身」 18クール目【ライダー】
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◆B6xkwd67zxGJ
[saga]
2013/12/30(月) 00:04:07.46 ID:WKY7KPnwo
永遠の記憶はこのために。
あの時自分と引き合ったのは――きっと、この為の必然だったのだろう。
運命というものがあるとするならば。
この時こうして、須賀京太郎を抱きしめるために……永遠の記憶は淡の手元に訪れた。
淡「だからもう、無理しなくていいよ」
淡「きょーたろーが、全部を護ろうとなんてしなくていい」
淡「そんなのなくったって、きょーたろーの強さは人を護ることができる」
淡「そんなのなくったって、きょーたろーの傍にいたいって人はいる」
淡「そんなのなくったって、きょーたろーは独りぼっちじゃない」
京太郎「俺、は……」
淡「今まできょーたろーがやってきたことが――絶対にあなたを一人になんてさせないから」
背中に回された手が、恐竜の姿を模した須賀京太郎を強く握る。
淡「きょーたろーが誰かを護ろうとしたから……」
淡「痛くても強くても立ち上がったから……」
淡「それだけできょーたろーはもう、人を護ることができてるんだって」
永遠の記憶――。
大星淡の場合のそれはまさしく、永遠に誓う愛の形であった。
淡「多分そうやって、誰かの強さは受け継がれてく」
淡「きょーたろーの強さは、きょーたろーの勇気は……誰かがきっと、受け取ってくれるから」
淡「無理なんてしなくても、きょーたろーは一人じゃない」
京太郎「……」
京太郎「……俺ってもう、手に入れてたんだな」
京太郎「皆に会って……それで……たぶんあの日、護ろうとして一歩前に出ただけで……」
京太郎「本当に欲しかったものは……あの日の一歩で……ほとんど、手に入れてたんだ……」
京太郎「カザリに会って……アンクに会って……お前に会って……」
京太郎「俺は……もう、持ってたんだ……気付かなかっただけで……」
淡「うん」
淡「っていうかさ、ほんっとーにきょーたろーはそーゆーとこニブチンだよね」
京太郎「うっ……」
淡「まあ――」
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