過去ログ - 上条「ソードアート・オンラインか、やってみたいな」浜面「その3だぜぇ!!」
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502:1ZIMA” ◆5OdiFuFGeA[sagesaga]
2013/12/23(月) 20:52:49.70 ID:bFU/8vUA0


何時だかの夢。いや、思い出か…


コンドミニアムの安いホテルにみんなと泊まった時の思い出、それは『ヒーローズ』ではなく


「サチ、今日の飯は何!?」

「ふふーん、今日はなんと『アクアパッツァ』でーす!!」

「うおー来た来た来たキターーー!!」

「うっせぇよササマル!!?」

「ケイタが魚釣り上げたからだよな!」

「偶々だって、それにサチが貝売ってるのを見つけたし」

「偶然だよ、お金はキリト君が出してくれたし…」

「こっちも、グルメツアーに案内してくれたお礼だし…」


『月夜の黒猫団』との思いで。
あの日、俺はサチと日用品の買いだしを頼まれて20層に買い物に行ってた。
思えば、あの買い出しはササマル達に仕組まれた物だったのだろう。
あの時はまだ第25層が開けてなく魚介類は超高級品だった、だが偶々入った『変なショップ』に貝が売ってた。
貝は貝殻が武装の素材や防具の装飾に使えるが、もちろん身は食べることが出来る。
サチは、貝を見るや否やよだれを垂らしながら目を光らせる。
意外にこの娘は食い意地があるみたいだ、買い物中もよく買い食いしてた


「ってか、早く食おうぜ!!」

「サチ、頼む」

「はいはい」


慣れた手つきで『アクアパッツァ』を切り分けるサチ、彼女の家ではよく作るのは後に聞いた。
ケイタ達も食べたことはあるみたいだ。
どうも、ここのギルドのメンバーは魚介類が好物みたいだ


「はい、キリト君」

「お、おう、ありがとう」

「みんな揃ったなー」

「揃ったぜ、ケイタ」

「じゃ、いっただきまーす!」


「「「「「いっただきまーす!!」」」」」


ケイタの号令と共に食べ始める。
俺は海沿い出身ではないが久しぶりの魚貝類、テツオやダッカー達が涙を流しながら食べてる。
これが故郷の味なのだろうが


「おいしい?」


不安そうに質問してくるサチ、俺は


「うん、おいしいよ」



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