過去ログ - 綾「これはラブソング」陽子「血の滴る音」
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130: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2013/10/08(火) 20:27:22.01 ID:f243X4s/o
医者「縫うために麻酔しますねー」

綾「は、はい」

綾(どうして? リストカットは楽しいわよ? この楽しさを教えてあげたいわ)
以下略



131: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2013/10/08(火) 20:30:11.10 ID:f243X4s/o
〜受付〜

綾「ただいま、お母さん」

綾母「……」
以下略



132: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2013/10/08(火) 20:33:19.59 ID:f243X4s/o
綾母「……」

綾母「明日、精神科へ行くことにしたから」

綾「え?」
以下略



133: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2013/10/08(火) 20:35:58.62 ID:f243X4s/o
〜タクシー車内〜

綾「……」

綾(眠さが一気に押し寄せてきた……)
以下略



134: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2013/10/08(火) 20:38:31.66 ID:f243X4s/o
綾母「ほら、うち着いたわよ」

綾「え……」

綾「あ……うん」
以下略



135: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2013/10/08(火) 20:41:02.86 ID:f243X4s/o
綾母「綾、なに言って――病院へ行った帰りじゃないの」

綾「病院? 私――」

綾(手首に縫った跡が――)
以下略



136: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2013/10/08(火) 20:45:10.13 ID:f243X4s/o
〜綾の部屋〜

綾「……」

綾(どうして私、薬なんか飲んだのよ!)
以下略



137: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2013/10/08(火) 20:49:11.94 ID:f243X4s/o
綾(私、決めたんだから。絶対に治って見せる。陽子に言われたとおりになる)

――早く元の調子に戻った綾の笑顔が見たいからさ――

綾(この変な声や、腐りそうだっていう妄想に打ち勝って見せるわ)


138: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2013/10/08(火) 20:53:07.38 ID:f243X4s/o
〜翌日、△△メンタルクリニック〜

医者「――では、昨日は手首を切って救急車で病院に――それで、手首を縫ってもらったと」

綾母「はい、そうです」
以下略



139: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2013/10/08(火) 20:56:53.32 ID:f243X4s/o
医者「リストカットをしちゃったことについてどう思うかな?」

綾「もちろん、やってはいけないことをしたと思っています。もうこんなこと、二度としません」

医者「うん。この調子だと大丈夫そうだね」
以下略



140: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2013/10/08(火) 21:08:08.88 ID:f243X4s/o
……

医者「なるほど。――症状からして、おそらく統合失調症ですね」

医者「幻覚、幻聴があったり、妙な妄想に駆られたりする病気です」
以下略



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