8: ◆ttske0ubhFi9[saga]
2013/10/07(月) 14:35:16.02 ID:uDlNoJil0
インデックスは憤慨しながら、残りのサラダを丸飲みしてしまった。上条はやれやれと言った様子で風呂場へ向かう。彼のいつもの寝床なのだ。
正直、冬場である現在は凍えるほど寒い環境なのだが、しかしインデックスと同じ部屋、間違っても同じベッドで眠るなんてことはあってはならない。
優しいアリサの性格なら、せめて部屋の床の上でと譲歩してくれるかもしれない。けれど、逆に上条の視点で考えれば、幾ら同性で親しい友達であっても、そいつと恋人が同じ部屋、まして同じベッド、なんてのは考えることすら拒否反応がでるほどの苦痛だ。
男と女では事情が違うかもしれないが、ともかく上条はそう考えるとどうしても譲れない。結果、以前と同じように、むしろ以前(アリサと交際する前)よりも、部屋で寝ることは頑なに拒んでいるのだ。
「ふわぁぁ……。マジで、明日、晴れてくんねーかなぁ」
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