過去ログ - 王「勇者よ、お主の旅は基本無料じゃ」パート2
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◆OQ6B.FS0lg
[sagesaga]
2013/10/10(木) 02:16:19.02 ID:QmA0ty660
女神「いいえ、違います勇者。確かにアレはあなたのお父上ですが、中身が、違うのです!」
勇者父「そうなの! ボクは魔王ちゃんですっ(゚∀゚)」
勇者「う、ウソだ……こんな事ありえないだろう……だって父さんはしっかり家に帰った筈なんだ、だのに」
勇者父「完全に油断していたのかしらね? まぁ、例え人間どもに『伝説の勇者』と呼ばれようが、我にとってはタダの小僧よ」
勇者父「特に問題なく身体を乗っ取れちゃったの」
勇者「そんなぁ……!!」
キミは ひざから くずれおちてしまった!
女神「ゆ、勇者! しっかりなさいな! 魔王が目の前にいるのですっ、生きていたのですよ!?」
勇者「……」 女神「ああ、勇者……」
勇者父「人間最強の身体か。世界最強の我には相応しくは無いチンケな物だが、お前の力を扱いこなすには血の繋がりがあるコレの身体が必要だったのだ」
勇者父「ご存じ、この『不思議なダンジョン』はお前の『超勇者級の幸運』を限界まで引き出させ、解析するだけの物よ」
勇者父「そしてボスの『VITAちゃん』に解析したコピーデータを送り、この身体へ蓄積させる為の憑代」
勇者父「パパンがすぐ近くにいたのに気が付かなかったのかい、勇者きゅん。まぁ、気づけるワケがないわな」
女神「なぜこの様な非道な真似をするのですか、魔王よ! その『力』を手に入れて何を企んでいるのです!」
勇者父「他人が持っている珍しい品は、喉から手が出るほど欲しくなるもんでしょう。魔王的に」
勇者父「正直上手く使いこなせてない勇者きゅんには『過ぎたおもちゃ』だと思うのよねぇ。だから、この我が有効活用してやろうかなと」
勇者父「本当はこんなオヤジの身体より、若くてピチピチな勇者きゅんの身体に入っても良かったけど、無理だったのよな。残念ながら」
女神「主人公の補正……『超勇者級の幸運』が邪魔をして、あなたの憑依を防いだワケですか」
勇者父「そう。だから、こんな面倒な事までしてやったのよーん」
勇者父「この我、魔王が持った『超勇者級の幸運』……貴様ら下等生物どもにとっては脅威でしかあるまい?」
勇者父「いわば『超魔王級の絶望』と言ったところかねーッ!!」
女神「ちょ、『超魔王級の絶望』ですって……?」
勇者父「現にさっそく勇者きゅん絶望させちゃったところだしwwwwwwレイプ目やwwwwww」
勇者「父さん……」ガクッ
勇者父「おいで、勇者きゅん。我が勇者きゅんの新しいパパンよ (*´Д`*)」
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