過去ログ - 機動戦士ガンダム外伝―彼女達の戦争― -SS速報VIP

過去ログ - 機動戦士ガンダム外伝―彼女達の戦争―

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320: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/12/05(木) 20:25:30.22 ID:4DksFEN/o

　そんなことを考えていたら、先頭を歩いていたレナさんの機体が、事前にレクチャーされていたコースから外れた。

「レナさん、そっち違いますよ」

以下略

321: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/12/05(木) 20:26:08.39 ID:4DksFEN/o

　ハッとして、目を覚ました。汗をいっぱいにかいている。あぁ、そう、夢、夢だ…思い出すことなんて、ない。

忘れたままでいいんだ…私はそう思いながら、タオルで汗をぬぐおうと思って、体を起こした。

以下略

322: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/12/05(木) 20:26:39.98 ID:4DksFEN/o
　私は、ふう、とため息をついて、立ち上がって洗面所へ向かった。

お湯に浸したタオルで首回りと胸もとを拭いて、冷水で顔を洗う。なんとか、気持ちを落ち着けようと思ったからだ。

幸い、冷たい水は、私を夢の世界から現実に引き戻すのに十分な温度で、あふれ出て来ていた感情も一緒に洗い流せた気分になった。

以下略

323: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/12/05(木) 20:27:05.52 ID:4DksFEN/o

　それから1年もしないうちに戦争は始まった。1月の出来事だった。

以下略

324: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/12/05(木) 20:27:41.42 ID:4DksFEN/o

「少将殿…いや、校長がお呼びだ。至急、校長室まで出頭せよ」

教官は、抑揚のない口調でそういった。

以下略

325: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/12/05(木) 20:28:18.31 ID:4DksFEN/o

　やっぱり、か。そんなことなんかじゃない、って信じていたかったけど、でも、私の直感は、悲しいことに、当たってしまっていた。

　レナは、膝から崩れそうに私に体を持たせかけてくる。

以下略

326: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/12/05(木) 20:28:54.70 ID:4DksFEN/o

　「本当に、いいの？」

以下略

327: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/12/05(木) 20:29:53.56 ID:4DksFEN/o

　特に、レナを説得しようとか、そういうつもりはない。ただ、とにかく彼女が心配だった。

「ずっと、決めてたんだ。黙ってたのは、謝るよ。

以下略

328: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/12/05(木) 20:30:22.03 ID:4DksFEN/o

以下略

329: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/12/05(木) 20:30:49.62 ID:4DksFEN/o

　「ミリアムとは、なにを話してたの？」

「ん、昔の話だよ。出会ったころの、士官学校でのこととか、そんなこと」

以下略

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