過去ログ - 魔王「姫様さらってきたけど二人っきりで気まずい」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 23:06:23.29 ID:DmcXDNXFO


魔王「だいたい本読んでベッドに寝転がって……くつろぎすぎだろキサマ!」

姫「やることがないのだから仕方ないじゃない」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 23:09:21.91 ID:DmcXDNXFO


魔王「ところでキサマはさっきからなにを読んでるのだ?」

姫「まだ全部は読んでないけどおそらくこれ、今までの勇者様と魔王の争いの記録ね」
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 23:10:25.03 ID:DmcXDNXFO

魔王「ふんっ、キサマにとってはこの魔王が部屋から出て行くのが一番の望みのようだな」

姫「おバカなあなたでも私の気持ちが汲み取れるようになったのね」

以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 23:11:32.71 ID:DmcXDNXFO

五分後


魔王「うおおおおおおいっ!」
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 23:15:49.70 ID:DmcXDNXFO

姫「少しあなたたち魔物の見方が変わったわ。見方って言うか、ものの考え方っていうか」

魔王「なんだ、唐突に」

以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 23:21:26.49 ID:DmcXDNXFO

コンコン


側近「失礼します、魔王様。実は勇者一行のことでお話が宰相からあるようで……」
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 23:22:30.11 ID:DmcXDNXFO


姫「魔王がいなくなったら急に静かになったわね。まあ彼の言ったとおり読書に集中できるのだけど……あ、側近の方、一ついいかしら?」

側近「なんでしょうか?」
以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 23:26:16.22 ID:DmcXDNXFO


側近「いえ、ありがとうございます。お褒めに預かり光栄です。グローブをつけたままで失礼ですが……」

姫「…………」
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 23:27:21.09 ID:DmcXDNXFO

夕食前


魔王「入るぞ」
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 23:35:37.65 ID:DmcXDNXFO

姫「あなたに言われたとおりに私、考えてみたの。自分の疑問に対する答えを、自分なりにね」

魔王「自分の疑問の答え?」

以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 23:36:55.68 ID:DmcXDNXFO

姫「他にも証拠やそれに近いものはあるわよ。
  この部屋にある本は全部私たちの国の言葉だったり。
  私の口に合う絶品料理を作ったり。
  あの羊皮紙に書いた私が書いた私の国の文字を読めたり……魔王様、あなたには間違いなく私の文字は読めてないわよね?」
以下略



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