過去ログ - 小梅「白坂小梅のラジオ百物語」Season4
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182: ◆E31EyGNamM[saga]
2013/11/03(日) 10:14:01.09 ID:v4DgjMX0o
まだ昼間ですが、今日はこれから投下させてもらいます。


183: ◆E31EyGNamM[saga]
2013/11/03(日) 10:15:19.70 ID:v4DgjMX0o

第五十夜 歌声


ほたる「さて、今日もそろそろアイドル百物語のお時間ですが……」
以下略



184: ◆E31EyGNamM[saga]
2013/11/03(日) 10:16:22.62 ID:v4DgjMX0o


ほたる「それは……ありますね。きっと」

茄子「当人は不思議だと思っていても、人に話すほどだろうかと思うこともありますしね」
以下略



185: ◆E31EyGNamM[saga]
2013/11/03(日) 10:17:35.22 ID:v4DgjMX0o

 ええと……。
 では、始めます。

 このラジオをお聞きのリスナーのみなさんなら既にわかっておられると思いますが……。
以下略



186: ◆E31EyGNamM[saga]
2013/11/03(日) 10:19:58.52 ID:v4DgjMX0o

 私にとっては印象深いお話です。

 これは、私が今の事務所にお世話になる以前のこと……。
 とあるテレビ番組のオーディションに合格し、アシスタント役をすることになったんです。
以下略



187: ◆E31EyGNamM[saga]
2013/11/03(日) 10:21:11.98 ID:v4DgjMX0o

 そのときのスタッフさんは、優しい人たちで、私が待ち時間に自主練をするのに、大道具倉庫を使うようにと言ってくれました。
 もちろん、ちゃんと呼ぶ声が聞こえる場所で、という条件で。

 私は喜んで倉庫で自主練をしていました。
以下略



188: ◆E31EyGNamM[saga]
2013/11/03(日) 10:22:25.81 ID:v4DgjMX0o

 私は待機の関係上、奥に行くことは出来ませんでした。
 だから、実際にその人の姿を見ることもありませんでした。

 けれど、同じような立場の人がいるというのは、どこか勇気づけられるものです。
以下略



189: ◆E31EyGNamM[saga]
2013/11/03(日) 10:23:45.50 ID:v4DgjMX0o

 でも、スタッフさんの答えは意外なものでした。

『あの倉庫に入ってるのは君くらいだよ。奥に入るのは係の者だけで、他は管理の関係で立ち入り禁止』

以下略



190: ◆E31EyGNamM[saga]
2013/11/03(日) 10:24:36.23 ID:v4DgjMX0o

 ただ……。

 ぽつんと楽譜が置かれていました。

以下略



191: ◆E31EyGNamM[saga]
2013/11/03(日) 10:25:54.50 ID:v4DgjMX0o


茄子「素敵なお話ですね」

ほたる「……ただの妄想かもしれませんけどね」
以下略



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