過去ログ - 双葉杏「プロデューサー……なんで……?」
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13: ◆BHsoERvI06Cm[sage]
2013/10/18(金) 20:17:39.19 ID:tTpjpReZ0
>>2の4行目、訂正。

×とはいえ、兄弟中は悪くはなかったように思う。

〇とはいえ、兄弟中は悪くはなかったように思う。
以下略



14: ◆BHsoERvI06Cm[sage]
2013/10/18(金) 20:19:02.82 ID:tTpjpReZ0
あれ、訂正出来てないや……。

×とはいえ、兄弟中は悪くはなかったように思う。

〇とはいえ、兄弟仲は悪くはなかったように思う。


15: ◆BHsoERvI06Cm[saga]
2013/10/18(金) 20:19:56.32 ID:tTpjpReZ0

 母が心労ゆえか少し体調を崩したりしたが、概ね日々は元通りになった。
 というより、俺も大学進学ゆえの慣れない環境に置かれたため、いつまでも気にはしていられなかったのだ。

 大学生活は楽しかった。新しい友達ができた。サークル活動やバイトに精を出した。はじめて彼女が出来た。
以下略



16: ◆BHsoERvI06Cm[saga]
2013/10/18(金) 20:20:38.72 ID:tTpjpReZ0

 彼女に振られた。彼女は去り際にこう言った。「貴方は私の心をちゃんと見てくれなかった」と。

 なんだよ、心を見なかったって。

以下略



17: ◆BHsoERvI06Cm[saga]
2013/10/18(金) 20:21:44.37 ID:tTpjpReZ0

 兄貴が何故死んだのか、当然と言えば当然だが、その原因は調べられた。
 その中で知ったことだが、兄貴には彼女はおろか、友達すらいなかったらしい。

 正直、ちょっと信じられなった。
以下略



18: ◆BHsoERvI06Cm[saga]
2013/10/18(金) 20:22:32.91 ID:tTpjpReZ0

 就職活動はめんどくさがって始める時期が遅かったため難航した。

 夢と目標をきっちりと定め、真摯に取り組みましょう……めんどくさがりの俺としてはゲロゲロゲー、ってな思いだった。

以下略



19: ◆BHsoERvI06Cm[saga]
2013/10/18(金) 20:23:15.93 ID:tTpjpReZ0

「くっはー……疲れるぜぇ……」

 雑用を任されながら、業務を必死に覚えて行く毎日。
 事務所自体が新興と言うこともあり、とにかく仕事は動いて覚えな! ってな昔の丁稚奉公みたいなスタイルだった。
以下略



20: ◆BHsoERvI06Cm[saga]
2013/10/18(金) 20:24:13.44 ID:tTpjpReZ0

 入社して半年にて、俺は本格的にプロデューサーとしての業務を任されることとなった。

「しかし、プロデュースする娘も、自分でスカウトしてこいとは……中々に骨が折れるぜ……」

以下略



21: ◆BHsoERvI06Cm[saga]
2013/10/18(金) 20:25:58.24 ID:tTpjpReZ0

 そうして酔っ払いながら深い眠りに着くときには、俺は昔の夢をよく見た。
 
 時代は小さい頃……まあ、よく一緒にいた小学生時代のものだった。
 だが、その時の兄貴は俺達と一緒に笑って遊んでいた筈なのに……俺達の輪から外れた所で、睨むようにこちらを見ていた。
以下略



22: ◆BHsoERvI06Cm[saga]
2013/10/18(金) 20:26:35.05 ID:tTpjpReZ0

「くっ……あったまいてぇ……昨日、少し飲みすぎたかな……」

 その昔の夢から覚めて、癖になった様に目覚ましを覗く。

以下略



23: ◆BHsoERvI06Cm[saga]
2013/10/18(金) 20:27:19.91 ID:tTpjpReZ0

「いやだ! 絶対に働かないぞ!」

 準備を終えていざ出社、と言う時に、なにやら言い争う声が聞こえた。
 
以下略



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