8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/09(水) 23:28:27.31 ID:/gZWI2Jh0
プロデューサーの声に、何だか無性に腹が立った。
何でだろう…違う、そうじゃない。
「嘘なんてついてない!」
「いいや、嘘だな」
「嘘じゃないもん!」
「響」
「じぶっ、嘘なんか…嘘…」
「…俺じゃ、力不足か?」
「え?」
「俺じゃ、響の力になれないか…?」
「プロデューサー…」
「…もっと甘えて欲しいんだ」
「…」
プロデューサーの優しげな声が、懐かしく感じた。
「…」
「なあ、響…」
「…うっ…うわぁぁぁぁぁぁん!」
思わず、プロデューサーに抱きついた。
温かい、ごつごつした感触。
「寂しかった…いっつも皆で話したり励ましながら仕事をしてたのに、今はみんなバラバラで…!」
「…ごめんな。俺が気付いてやれなかったばかりに…ごめんな」
「そうだよ!」
「…うん」
「…プロデューサーとも話せないし!」
「…うん」
「…っていうか…だから…その…」
勢いで言ってしまって、気づいた。
これじゃまるで…
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