過去ログ - P「返せ……返せよッ!」
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19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/10(木) 12:55:27.68 ID:surdwaioo

「貴音さん、大丈夫ですか?」

「っ……え、ええ」

春香に支えられてようやく、

倒れかけていたことに気づくとは、

感覚が鈍っているとしか――っ

鈍い痛み、発汗作用でもあるのか、

冷や汗のようなヌメっとした感覚が全身から伝わってくる

「少し横になった方が」

「その必要は……ありま、せん」

体が重く、動くことが気怠く感じる

言葉がなかなか出てこない。

頭が働かなくなっていく

「ダメ、無理しちゃダメだよ。貴音さん!」

「問題、など……」

私の意識はそこでと切れ、

しかし、痛みなど感じることはなく、

むしろ柔らかく、温かな感覚に包まれた


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