過去ログ - まほ「みほが公式試合で私が好きだと言ったらしいのだが・・・」
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19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/10(木) 22:10:03.01 ID:qdXsAWWu0
「冗談じゃ……ないんだな」

みほがこんな大きな冗談を言えるわけがない。みほはいつだって本気だった。
それを私がしっかりと受け止めてあげたことはあっただろうか。

「うん」

「それを、私に決めさせるのか……」

「恨んでくれて構わないよ」

急に戦車に乗りたくなった。みほが何かあるたび、あの中にいる気持ちが今やっとわかった。
大きな選択に迫られた時、答えを出すのは自分だけだからだ。だから、みほは一人であそこで答えが生まれるのを待っていたのだ。あの冷たい金属が、まるで胎盤のような居心地だったのかもしれない。

母の愛を感じていたのかもしれない。

「仲間の人には伝えてあるのか」

「……うん、全部話してる」

みほは覚悟を決めていた。

「考える時間はくれないのか?」

「うん、ごめんね。お姉ちゃん……でも、きっとお姉ちゃんはすぐに答えてくれると思ったから」




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