21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/11(金) 10:04:16.87 ID:+sfF7N/I0
少年「エルフ、本当にいたんだ。耳、触っていい?」
少女「なっ!? バカじゃないの!? それより平気? 一応点滴はしたけど」
少年「うん、平気……あ、耳」
痩せ細った腕を懸命に伸ばす。
少女の耳に触れようとするが、見た目通り相当衰弱しているようで、腕が上がらない。
少女は尚も諦めない少年の腕を優しく掴み、毛布の中に仕舞わせた後、質問を続ける。
少女「名前は? 私はネア」
少年「名前……呼ばれたこと無いから分かんない」
ネア「………それは『向こう』では当たり前なの? それより、ご両親が捜してるんじゃないの?」
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