過去ログ - 少年「それが、僕の名前……」
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47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/12(土) 21:34:53.72 ID:4tsBT1Di0


礼儀正しく、曲げない子。これがパルマのネアに対する印象。

両親も医師だった為、先輩医師であるパルマはネアを幼い頃から知っており、接する機会も多かった。

流行病で両親を亡くした事を気に掛け何度かネアの家を訪問したが、ネアの方から訪ねて来るのは、今日が初めてだった……


パルマ「掟……守るべきではあっても、何かを縛る為のものでは無いでしょうに…」

パルマ「マルセラ、アメリア……貴方達は早く逝き過ぎたわ。今のままでは、あの子はきっと壊れてしまう」

パルマ「何か……今を変える新しい『何か』が必要なのかも知れないわね。それが例え、何であっても……」


ネアの背中を見送り、ぽつりぽつりと独り言。


その後パルマは粥を作り、身支度を済ませ。粥の入った鍋とネアに預かった鍵を手に、彼女の家へ歩き出した。





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