10:1[saga]
2013/10/10(木) 20:58:56.39 ID:eeFjN9cE0
響「うーん………………」
が、ボツ。
自分へのプレゼントは出来れば形に残るものが良い。
お誕生日パーティで食べるものならまだしも、一人で飲食してそれがプレゼントというのは寂しい。
という、他者から見ればどーーでもいいこだわりではあるのだけど。
「ごめんね、今度また来るから!」と、届けビビビテレパシーと言わんばかりに、
頭の中で強く喫茶店の店主に向けて謝罪をしながら、その店に背中を見せた。
響「う〜〜〜ん…………、まずいぞ…………」
商店街へ足を運んでいた時と同じように、空中頬杖をつきながら、
もう少しでこの商店街の終わりに着こうとしている事にあせっていた。
結局、このままでは何も買わずに終わってしまうんではないか?
これではただの無駄足であり、折角の休みを棒に振ってしまったのではないか。
「骨折り損のくたびれもうけ」という言葉と同時に、骸骨がくしゃくしゃになっていくイメージが浮かんだ。
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