1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/11(金) 20:53:42.29 ID:W80HCPxt0
第一話 暗闇
キィィィィ
黒板を爪で引っ掻いたような不快な音で、目を覚ました。
けれども目を開けたはずなのに広がるのは真っ暗闇。
確かめるようにまた目を瞑った
(3.2.1...)俺は心の中で数えた。
恐る恐る目を開けた。
眼前に広がるのは不安を仰ぐような暗闇。
何度か繰り返し同じ事をしてみたけど、
結局は暗闇でしかなかった。
俺は何かを探るように手足を動かした。
それはまるで、自分ではまともに動けない、生まれて間もない赤子のように恐る恐る、あるいは勇敢に何も見えないこの場所を探るように。
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/11(金) 21:07:47.13 ID:0hKSbYij0
だけど何も触れない。
苛立たしい。
触覚があるはずなのに、何も感じられない。
視覚も触覚も刺激がないと、どこか不安で頭がおかしくなる。
ー無だーーー
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/11(金) 21:09:12.61 ID:0hKSbYij0
第二話 光明
パァッ
(うっ、)
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/11(金) 21:26:15.47 ID:CsrqQMdk0
何もなかった
普通なら部屋にあるようなものがなにも。
窓も扉もそこにはなかった。
(何なんだよ!)
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/11(金) 22:00:30.32 ID:p1vhemv50
何これ?
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/11(金) 22:14:29.43 ID:p1vhemv50
続き無いの?
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/11(金) 22:52:30.16 ID:p1vhemv50
第三話 一声
キィィィィ
(うわっ)
またあの音だ。
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/11(金) 22:55:08.89 ID:p1vhemv50
第三話 一声
キィィィィ
(うわっ)
またあの音だ。
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/11(金) 22:55:52.28 ID:p1vhemv50
何か上手く書き込めないな
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/11(金) 22:57:27.12 ID:p1vhemv50
僕以外の誰かの声だ。
ここで目を覚まして初めての視覚への刺激に僕は喜んだ。
「聴こえているの?」
その謎の誰かの声が僕にといかける。
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