過去ログ - 浜面「うい〜っす。よう大将、お邪魔するぜー」上条「おう、上がれ上がれー」
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370:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/24(木) 19:30:52.21 ID:PkHae6fAO

上条「……あー、あのさ、御坂。ただ今までも何度も言ってきたけど
今はこんな条例が発令されてる訳であってその、あんまり俺にベタベタしてるとお前まで捕まるかもしれないぞ?」

美琴「私は当麻と会えないくらいなら何回ブタ箱にぶち込まれようが何回臭いメシを食うことになろうが一向に構わないわッッ!!!」カッ

上条「そ、そう……」

美琴「……あ、でもそっか。私じゃなくて当麻が迷惑だよね、ごめんね…」ショボン…

上条「……」

上条「あー、んーっと、ちなみにお前はこの条例のことどう思ってんだ?」

美琴「……」

美琴「私は……」



美琴「私は……今までずっとずっとずーっと鈍感で私の気持ちに全然気付いてくれなかった当麻がやっと気付いてくれたのが嬉しかった」

美琴「私は素直になれなくて、ずっとどうしても素直になれなくて、でもこの条例のおかげでやっと吹っ切ることが出来た」

美琴「予想してたよりももっと多くの女の子達が当麻に恋してるんだってことを知って焦って危機感を持つことが出来た」

美琴「私もいつまでも子供みたいにツンケンしてちゃ絶対伝わらないし他の子に先を越されちゃうって……」

美琴「それに少なくとも今はギリギリで誰もアンタに手は出せない。
もしもアンタが本気で誰か一人を選んじゃったら、誰か一人のものになっちゃったら
もう私はこんな風にアンタと二人きりで一緒にいることすら難しくなる」

美琴「そうしてアンタがその子一人だけを見つめてその子一人だけを愛してその子一人だけを特別に扱うようになるのが怖い」

美琴「私はそれを遠巻きに見てることしか出来なくなるのが凄く凄く怖い……」

美琴「……本音を言えばそりゃもちろんアンタとちゃんと付き合って恋人同士になりたいけど。
だけど完全に木っ端微塵にそこまで失恋するくらいなら……今のままでいる方が、いい……」

美琴「アンタの事情を無視したひどいわがままだけど。めちゃくちゃ自分勝手な言い分だけど」





「だってそれくらい好きだから……」








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