過去ログ - 「これがあなたの為なの」その真相は!
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/12(土) 00:09:34.28 ID:vv/3fRHo0
最終話 真実
どのくらい意識をなくしていただろう。
僕はベッドに横になっていた。
「お目覚めね。私のモルモット」
この声っ
(お前が僕をこんなところに、誰なんだあんた)
声の主はキョトンとしていた。
(そうか、僕は声を)
何かを察した様に声の主は話し出した。
「ごめんなさい、まさか声を失ってしまうとは。でもあなたはそれ以上の物を手に入れたはずよ。」
(それ以上のもの?それはなんだよ!)
すると僕に紙とペンを差し出した。
「そこにあなたの事を、あなたが思っている事を書いてみて」
意味がわからない。
どうしてそんなことを書かなきゃいけないんだ、ふざけてるのか。
僕の顔を見て
「早く書きなさい!」
と声の主は言った。
僕は書いた。
この何とも言えない感情、意味のわからない状況を
『僕は何をされたんだ、ここはどこなんだ、あんたは誰なんだ、説明してくれ』
「やったわ。やはり成功していた。ありがとう、全てはこの手紙に書いておいたわ」
僕は手紙を受け取った。
手紙にはこう書かれていた
『あなたがこれを読んでるという事は、無事に私の実験は成功したということ。ーーー
僕は睨みつけた。
だがそこにはもう誰も居なかった。
どこに行った?
(くそっ)
僕はしぶしぶ手紙の続きを読んだ
ーーーあなたを見た時に、やっと巡り逢えた、あなたしか居ないと。ごめんなさい、勝手よね、でもこれであなたの人生がバラ色になると思ったらいい事をしたと私は思うわ。
そろそろ実験内容を教えるわ。
そうそれはーーー
僕は涙を流した
手紙にはこう書かれていた
ーーーそうそれは、あなたは自分の事を「俺」と言っていた。
似合わないのにね、だから私はあなたに自分の事を「僕」というように脳をいじったの。
成功よ、余生を楽しんでね。
あなたに会えて良かったわ。』と。
僕は絶望した。
「俺」を「僕」に変える為だけにこんな事を、、
僕は部屋を出た。
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