過去ログ - 一夏「祈るがいい」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/12(土) 01:16:22.90 ID:F856af2G0


「少し、よろしくて?」


一夏「…………………………………」

セシリア「まあ、何ですの?まともにお返事も出来ませんの?私に話しかけられるだけでも光栄なのに」

セシリア「レディーにはそれ相応の態度でお答えするのが紳士ではなくて?」

一夏「…………………………………」

セシリア「挨拶が遅れましたわ。私、イギリス代表候補生のセシリア・オルコットですわ」

セシリア「もちろん知っていますわよね?知らないなんて言わせませんわ、何てったって私は入試首席でしたもの」

一夏「…………………………………」

セシリア「って聞いてますの?!」バンッ

一夏「…………………………………」

セシリア「アナタ………自覚が足りなくってよ」ビシッ

セシリア「私のような選ばれた人間とクラスを同じくするだけでも奇跡!幸運なのよ!」

セシリア「その現実をもう少し理解して頂ける?」

一夏「現実、か」

セシリア「何です?何かおかしなところでもありまして?」

セシリア「織斑先生はああ言ってましたが、アナタは何も知らないようですわね」

セシリア「この様子だとアナタは私の予想から大きく外れていますわねで」

セシリア「んーまぁでも、私は優秀ですから、アナタのような人間にも優しくしてあげますわよ」

セシリア「分からない事があれば………そうですわね、頭を垂れ、私に泣いて頼めば教えて差し上げてもよくってよ?」

セシリア「どうでしょう?悪くない条件だとは思いません?」



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