165:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/07(土) 14:07:38.87 ID:Ok4hVmS10
千冬「暗殺対象はーーーー」
バシュンッ
『お姉様ぁー!』
クラリッサ『何だァ!?何の用だ軍曹?!』
千冬「うおっ……!」
『護衛任務の件ですけどーーーー』
クラリッサ『いつも通り元気に帰って来れるよう頑張れよ!!それだけだ!!』
「分かりましたぁーっ!!」
バシュンッ
クラリッサ『で?何だって?』
千冬「おお……それで、だな……」キ
千冬「暗殺対象の人物は何とか出来なかったのか?」
クラリッサ『無茶を言わんでくれ、上空からレーザーで狙撃されたからには生身のSP達やたかだか防弾車ごときではどうにもな………』
千冬「犯人はISを使っているのか………」
クラリッサ『衛星をかわす完璧なステルス性能、高高度から狙撃が可能な高出力荷電粒子砲………この二つを兼ね備えた恐ろしい機体だ。我々が出撃しようとも難なく暗殺され、影も形も現さぬまま夜の闇に消えていく』
千冬「捕捉できないのは難しいな………」
クラリッサ『ま、私達の護衛目標は襲われなかったんだがな』
千冬「お前な………」
クラリッサ『奇跡的、とでも言うべきか標的にされていない………毎度毎度何もなかった、で任務は終わりだ』
千冬「護衛対象が関係しているんじゃないのか?それに、お前達の実力もある。軍のIS部隊が護衛しているところに現れる程馬鹿ではないだろ?」
クラリッサ『いや、他の国ではIS部隊の護衛中に暗殺された事もある………酷い話では防御用の盾ごと目標を撃ち抜かれたそうだ。それに、そいつの暗殺目標に特に目立った部分や共通点はない。実際所属機関はほとんど一致しない、しいて言うなら………ゴシップ記者が食いっぱぐれないような話だけだ』
千冬「ますます分からんな」
クラリッサ『IS評議会も各国もフル稼働で対策を練っているが………如何せん、みんなで仲良くグループセラピーをする時間が増えたぐらいだ。時間と税金の泥棒だよ、馬鹿者共が………無駄に等しい』
千冬「国の代表が揃いも揃って何をやっている……」
クラリッサ『とりあえず、私達は運が良かったんだろうよ。狙われた奴は不運に見舞われた、それだけだ』
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