45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/28(月) 23:00:02.30 ID:9c78MiE40
12
カチャカチャカチン
箒(…………駄目だ。サッパリ分からん)
箒(まるで雲を掴むような話だ。私が知らない六年間の内に何があったのかなんて)
箒(そういえば千冬さん、第二回モンド・グロッソ大会で突然消えたそうだな)
カツン………カツン…
箒(そこに何かありそうだな)
箒(思い切って直接聞いてみるか?いや、答えてくれないだろうな。良くて上手く言いくるめられて、帰らされるのがオチだ)
箒(最悪の場合は…………あの鉄拳だけは貰いたくない。絶対に痛いからな)
カツン
箒「!」ビクッ
一夏「…………………………………」
箒「何だお前か………驚かすな、幽霊かと思ったぞ」
一夏「お前に、頼みがある」
一夏「簡単な事だ。それでお前は手に入れる」
「ねえねえ、君って噂の人?」
一夏「…………………………………」
「聞かなくても分かるよね、男子って君だけだしそのナリ見れば一発だよね」
「代表候補生と勝負するんでしょ?おーい?」
一夏「…………………………………」
ヒョコッ
「そこで、素人の君が代表候補生のコにも負けないように、私がISについて色々と教えてあげようと思うんだけど………」
「って聞いてる?」
一夏「…………………………………」スウッ
「それで、ISについてどこまで………知って……………」
一夏「…………………………………」
「え、あ……その、やっぱり……何でも、ない…………です」
サササッ
箒(何も言ってないのに、多分三年生の人が黙って逃げ出した)
箒(初めの勢いは何だったんだ。名も知らぬ三年生の先輩、こいつの威圧感のようなものにでも当てられたのか?)
箒(セシリアはこれに気付かなくて、ある意味幸せなのかもな)
199Res/216.84 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。