3:十神にかわりましてかませ眼鏡がお送りします[saga]
2013/10/12(土) 00:54:05.40 ID:vc3PrrWW0
物語の始まりは不二咲のある一言だった
不二咲「出来たよ十神クン! 『絶望になってしまった人から絶望を取り除けるプログラム』だよ!」
十神「ようやく完成したか。待ちわびたぞ!」
これで今までは殺すしか選択肢が無かった絶望を殺さずに救う事が出来るんだな……
十神「よし、早速俺達が秘密裏に保護している『希望ヶ峰学園の生き残り』である『超高校級の絶望達』を元に戻すぞ! 奴らに一刻でも早く戻ってもらいこのプログラムの有用性を上に知らしめてやるんだ! これ以上無駄な血が流れなくても済むように……な」
不二咲「でも、このプログラムは『絶望』になってない生身の人が一人監督者としてプログラムに参加しないといけないんだぁ……」
十神「フン、その役目俺が引き受けてやろう。苗木達では少々不安だからな……」
不二咲「ありがとう十神クン……ホントはボクが行くべきなんだけど、このプログラムに問題がないか常にチェックしないといけないから……」
十神「いや、それくらい百も承知だ。だからこの俺が引き受けたんだろう?」
十神「いいからお前は俺のことを全力でバックアップするんだ。それ以外の事はこの俺が責任を持ってやってやる。『十神白夜』の名に懸けて絶対にな!」
不二咲「あ、大丈夫だと思うけど、もしもの時のために十神クン以外にも一人NPCを生徒としてプログラムに参加させてるからね!」
十神「まあ、1人より2人の方が何かと都合が良いからな。ありがたい」
不二咲「『七海千秋』って言う『超高校級のゲーマー』として参加させてあるから、詳しくは直接会って聞いてね!」
不二咲「じゃあ、任せたからね! あ、くれ悪。だよ!」
十神「ああ、その程度の事くらい分かっているさ」
俺は不二咲から手渡されたヘルメットの様なものを被り、静かに目を閉じた
体から何かを引っ張り出されるような感覚を味わった直後、俺の意識は暗転した――――
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