過去ログ - ほむら「新しいバイトしたいのに杏子が行方不明だわ」
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30: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 20:02:07.80 ID:QOYZjCsIo
杏子が槍を振り下ろす。

だがその一瞬で、キリカの頭はとんでもない速度で回っていた。

それは彼女の固有魔法によるものではない。
以下略



31: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 20:17:20.66 ID:QOYZjCsIo
杏子「なにっ!?」

勝利を確信していた杏子の槍は空しく宙を切る。

前を向くと、そこには無傷のキリカが。
以下略



32: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 20:46:14.23 ID:QOYZjCsIo
だが杏子はそれを見ても怯まない。

それどころか、薄っすら笑みすら浮かべている。

彼女のチャームポイントの八重歯が目立つその笑みは、彼女をとても幼く印象づける。
以下略



33: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 21:16:12.69 ID:QOYZjCsIo
キリカ「いくよっ!」

キリカが突っ込む。

だが杏子はこの時、とんでもない事を考えていた。
以下略



34: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 22:05:37.37 ID:QOYZjCsIo
杏子は先ほどまでの幻影とキリカの戦いを眺めて、キリカの実力を測っていた。

そして彼我の戦力差を検討し、それが妥当なハンデと判断した。

これについては一応注釈する。
以下略



35: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 22:53:15.19 ID:QOYZjCsIo
さらに、彼女は思う存分暴れられることを期待していたのに、キリカのためにそれが裏切られた。

彼女の疼く闘争本能が欲求不満に陥っていた時にこの戦闘が始まったのだ。

少しでも実力を拮抗させ、ギリギリの所を楽しむ。
以下略



36: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 22:59:55.56 ID:QOYZjCsIo
ただひとつ読み違えたのは、キリカの実力だ。

先ほどまで杏子が圧倒していたのは、速度低下が効かないというキリカの狼狽のためだ。

しかしキリカはそのカラクリに気づいた。
以下略



37: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 23:10:39.11 ID:QOYZjCsIo
だが杏子はキリカの速度低下を知らない。

この差はあまりに大きく、もはや形勢は逆転したと言ってもよい。

それなのに杏子は自身の固有魔法を封印しようとしている。
以下略



38: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 23:36:32.45 ID:QOYZjCsIo
ーーとある廃ビル


マミ「いったわよっ!暁美さん!」

以下略



39: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/13(日) 00:04:37.13 ID:93EQBE8ro
マミさんは私の撃った魔女ーーの、絵が描かれた空き缶を拾いながら微笑む。

私たちはいま、とある廃ビルにいた。

ここはマミさんが魔法少女を初めたての頃、魔法の練習をしていた場所らしい。
以下略



40: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/13(日) 00:24:32.56 ID:93EQBE8ro

ワルプルギスを撃退して以来、私はここでマミさんに魔法の修行をつけてもらっていた。

時間停止を失った私に残された魔法は、左手の盾に備わっている四次元ポケットのような能力だけ。

以下略



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