過去ログ - 律子「今夜は良い夢が見れそうね」
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2: ◆L1dx14VEQM[saga]
2013/10/14(月) 05:30:57.19 ID:QuBCJL3+o
深夜、と言うにはまだ少し早い時間。765プロのアイドルグループ『竜宮小町』のプロデューサー秋月律子は珍しく自宅でゆったりとした時間を過ごしていた。
珍しく、というのも竜宮小町の人気が鰻上りでここ何週間かは帰宅も午前様が多かったのだ。
竜宮小町のメンバーの中に中学生も居る為、労働基準法やらなにやらで深夜に及ぶ収録は無い代わりに綿密な打ち合わせを余儀なくされる。
風呂から上がり、中高生が着るような物より数段上等なスウェットを着て部屋の中央にある小さなテーブル脇のソファに腰を掛ける。
普段の見た目と違い髪を解いて眼鏡はテーブルの上に置いてある。
少し長めの髪の毛をドライヤーで乾かしながら、明日のスケジュールの確認をする為に部屋全体を見回し鞄を発見。
街中ではアンバランスさが目立ってしまう体格に合わない大きめの鞄に手を突っ込みガサゴソとシステム手帳を探していると指先に触れる昨日までの鞄の中には存在していなかった感触。
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