5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/15(火) 16:04:57.21 ID:4t4PMCfb0
 美優「プ、Pさん。良いんです。仕方ないですよ」 
  
 P「仕方ないって…でも!」 
  
 美優「分かってますから。私自身。私なんかより他の子の方が可愛くて人気で…」 
  
 美優「輝いていますから…」 
  
 P「三船さん…」 
  
 美優「…それじゃ、私はそろそろ帰りますね」スタスタ 
  
 P「ちょっと待ってくださ…美優「失礼します」ガチャ 
  
 P「…」 
  
 ちひろ「…Pさん。すみません。私が聞いたばかりに」 
  
 P「良いんです。多分、三船さんが事務所にいた理由は仕事の事でだと思うんで」 
  
 ちひろ「何でそう思うんですか?」 
  
 P「最近ホワイトボードを見つめてため息をついてる様子を見たので」 
  
 ちひろ「そうなんですか…。三船さん、最初の時はそこそこ仕事があったのに…」 
  
 P「事務所に人が増えてくのと比例して仕事が減っていってしまった…。完全に俺のせいです…」 
  
 ちひろ「そんな…!Pさんじゃなくって三船さんの魅力を分からない人達が…!!」 
  
 P「ちひろさん。それは言ってはいけません」 
  
 ちひろ「…すみません」 
  
 P「…でも、本当の所はそれな気がするんですけどね…」ボソッ 
  
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 美優(やっぱりホームは沢山人がいる…。慣れないわ…) 
  
 美優(…やっぱり今日も) 
  
 美優(…あ。あそこの広告、凛ちゃんだわ。あそこには仁奈ちゃんのCD発売のポスター…) 
  
 美優(…私も彼女達と同じアイドルなのに…) 
  
 美優(同じなのに、本物がこんな人ごみの中にいるのに) 
  
 美優(みんなポスターの…動かない彼女達に眼を奪われてる) 
  
 美優(私は…?確かに人付き合いは苦手だから声をかけられたら嫌だけど…) 
  
 美優(みんな、気付いてよ。私の事。誰か私を分かってくれる人がいるんでしょ…?) 
  
 美優(だってこんなに人がいるんだから。一人くらい) 
  
 美優(一人…くらい…) 
  
 エ-マモナクホームにデンシャガキマス。キケンデスノデオサガリクダサイ 
  
 美優(…) 
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