過去ログ - あずさ「……私、いつか言いましたよね」
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36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/15(火) 20:11:51.35 ID:nwRmcKA60
男「それではお礼をもらってもいいですか?」

あずさ「お礼……ですか?」

きょとんとした顔をするあずさに男は言う。

男「歌を、歌ってほしいんです」

本当は最初に三浦あずさに会ったときから言いたかったことだ。
男の中の三浦あずさとは、歌姫そのものであった。

男「俺があずささんの……あずささんに飛び込んだとき歌を歌っていたでしょう」

あずさ「あのときは……あっ」

あずさは得心が言ったように笑う。

あずさ「隣に…ですね」

男「お願いできますか」

うーんそうですねぇと少し考えるあずさ。

あずさ「今の私にいつもの歌は歌えないですよ」

あずさ「アイドルの三浦あずさが見たいなら、多分期待に応えることができないと思います」

男「大丈夫です」

男は逆に嬉しくなって言う。

男「それってつまり、この俺しかいないこのステージで、今のあずささんの気持ちをたくさん詰め込んで歌ってくれるってことですよね」



それって凄く嬉しいです。

そう言ってもらえると安心して歌えますね。



三浦あずさはくすりと笑い、メロディーを紡いだ。


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