過去ログ - みく「みくは今、とても幸せです、にゃ」
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38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/17(木) 19:08:11.46 ID:U8U4QZT20
ちひろ「お茶は温かいのと冷たいの、どちらがいいですか?」

みく「猫舌だから、冷たい方がいいにゃ」

ちひろ「わかりました。じゃあちょっと待ってて下さいね」
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39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/17(木) 19:09:21.80 ID:U8U4QZT20
 すぐにちひろさんは戻って来た。

 手にはお盆があり、涼しげな丸いコップが乗っている。

 どうぞ、と目の前に置かれたコップは、氷がぶつかり合い、甲高い音を立てた。
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40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/17(木) 19:12:53.28 ID:U8U4QZT20
 遡る事、みくがプロデューサーと再会した前日。

 みくが事務所でどういう扱いを受けて、なにをしていたかを知った日、プロデューサーは電話を握り締めた。

 無論、みくの事務所に電話をかけるため。
以下略



41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/17(木) 19:14:27.39 ID:U8U4QZT20
ちひろ「私、プロデューサーさんとの付き合いはそれなりに長いのですが、あんなに怒った所は初めて見ましたよ」

 そう語るちひろさんに、怖かった、というような様子はない。

 逆に、嬉しそうですらあった。
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42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/17(木) 19:17:16.70 ID:U8U4QZT20
ちひろ「みくちゃんをこの事務所に誘いに行った後、もったいないなぁ、って何度も呟いていましたしね」

みく「もったいにゃい?」

ちひろ「みくちゃんならすごいアイドルになれる、って確信がプロデューサーさんにはあったようですよ」
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43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/17(木) 19:19:09.12 ID:U8U4QZT20
P「ただいま戻りました」

 お茶をお代わりして、それも半分ほど飲んだ頃、この事務所のプロデューサーが戻って来た。

 おかえりなさい、とちひろさんは迎え、視線でみくがいる事を伝えていた。
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44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/17(木) 19:21:25.98 ID:U8U4QZT20
P「アイドルとして、復帰してくれるんだね?」

みく「本音を言うと、まだ迷ってるにゃ」

P「うん、仕方ないよ。少し前まで、大変だったんだから。前も言ったけど、俺らに無理強いをさせるつもりはない」
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45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/17(木) 19:23:14.43 ID:U8U4QZT20
みく「でもにゃ〜、Pチャンはアイドルの足を舐め回そうようとする変態さんだからにゃ〜」

P「おまっ! なんでその事を!」

ちひろ「……プロデューサーさん、正直ドン引きです」
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46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/17(木) 19:24:04.63 ID:U8U4QZT20
 久しぶりに――本当に久しぶりに、みくは笑ったよ。

 心の底から、素直に。

 決して自分を偽る事なく、みくは笑えた。
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47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/17(木) 19:25:07.84 ID:U8U4QZT20
 所属事務所が変わって、一ヶ月。

 新鮮な事ばかりだった。

 初めて受けたレッスン。
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48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/17(木) 19:26:27.18 ID:U8U4QZT20
 張り合える仲間がいるのも嬉しかった。

 隣でレッスンに励むさっちゃんは、努力なんてしませんよ、なんて口では言うタイプだけど、いつもみくより真剣に取り組んでた。

 だから、負けたくないと思って、みくも高いモチベーションを維持出来る。
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