過去ログ - 智代「もうすぐ陽平たちの卒業式だな……」
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67: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/11/14(木) 02:09:55.82 ID:+z8RHkIro
聞こえて来たのは、信じがたい言葉の数々だった


「しかし、安い仕事だったなぁ」

以下略



68: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/11/14(木) 02:10:53.30 ID:+z8RHkIro
それから先は、よく覚えていない。

記憶に残っているのは、野次馬の騒ぐ声と、僕の手と顔が酷く熱かったことくらいだった。

休み明け、学校に行くと僕はすぐさま生徒指導室へと呼び出された。
以下略



69: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/11/14(木) 02:11:22.92 ID:+z8RHkIro
ひと通りの話を聞き終えると、僕は退部届を片手に職員室へと向かった。

顧問に、退部届を提出する。最後に言われた言葉も、心ないものだった。

「なんだ、スポーツ推薦で入学しておきながら、部活をやめるのか。まぁ、お前がいないほうが部の指揮もあがる。もう、部には顔を出すなよ」
以下略



70: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/11/14(木) 02:12:00.61 ID:+z8RHkIro
職員室を後にし、寮へ帰ろうと思い玄関へ向かう。

その途中で、再び生徒指導の先生に捕まった。

言い忘れていた事があると言い、またも生徒指導室へと連れられた。
以下略



71: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/11/14(木) 02:12:48.07 ID:+z8RHkIro
先生「ほら、もう行っていい」

春原「えっ?」

そんな声が聞こえてきて、我に返った。
以下略



72: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/11/14(木) 02:13:59.20 ID:+z8RHkIro
「……ん?」

廊下に出ると、老教師に連れられている一人の生徒と目が合った。老教師が歩いていくのを気にしない様子で、僕と目が合ったところでそいつは立ち止まった。

まじまじと僕の顔を眺め、やがて、
以下略



73: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/11/14(木) 02:14:50.36 ID:+z8RHkIro
自分の事を棚にあげて笑うこいつを見ていると、僕もなんだか可笑しくなってきた。

春原「……ははは、うるせえよ!お前も鏡で自分の顔見てみろってんだ!」

「違いない!あははははは!」
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74: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/11/14(木) 02:16:00.83 ID:+z8RHkIro
〜〜〜

そいつの名前は、岡崎朋也といった。話を聞くと、そいつも僕と同じようなやつだった。

スポ薦で入学したにも拘らず、部に所属出来ないやつ。
以下略



75: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/11/14(木) 02:16:31.48 ID:+z8RHkIro

―――
―――――

春原「……ま、大雑把だけど、大体こんな感じだよ」
以下略



76: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/11/14(木) 02:17:20.87 ID:+z8RHkIro
芽衣「今までお兄ちゃんと一緒にいて、大変だったでしょ、岡崎さん?」

春原「おい、芽衣、そりゃどういう意味だ!」

芽衣「えー、だってお兄ちゃんだし……」
以下略



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