過去ログ - 舞園「苗木君に手を出したなこの雌豚」 セレス「」
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492:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/22(火) 17:07:15.97 ID:4RjoyzLmo
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霧切「もう一度、とても大切なことなのではじめから言うわ」

舞園「お、お願いします……」

霧切「……」

霧切「前提として、男子に配られている工具箱は一人一個、そしてハサミはその中に一本だけ」

石丸「今僕が言ったことであるな……!」

霧切「そして苗木君の部屋にはハサミが二本あることになっていた」

朝日奈「もうこの時点で一本は誰かが持ってきたものって確定だ、っていう話だよね」

大神「うむ」

霧切「一応確認するけれど、ここまでではまだ苗木君が完全に陥れられたことにはならない」

苗木「……」

霧切「でも。先ほどの議論から、苗木君の言動と十神君の証言を鑑みるに」

霧切「彼のゴミ箱に入れられていたハサミは、誰かにって仕組まれたものだと判明している」

石丸「問題はここであるな! 大変お粗末な犯行であるとしか……」

霧切「例えば、仮に工具箱を持つ男子生徒が犯人であったとしましょう」

葉隠「犯人は男子なんだべか?」

霧切「仮定の話よ」

霧切「犯人は自分が持っていたハサミを工具箱から取り出し、山田君の部屋へ行き彼を殺害したとする」

大和田「ああ……」

霧切「この時点で、犯人の工具箱にハサミは入っていないわ」

桑田「そりゃ取り出して行ったんなら、入ってるわけねーだろ」

霧切「そして犯人は気がつくの、もしもこのままでいて」

霧切「調査時間に、勘の良い誰かに自分の工具箱を調べられてしまうとどうなるだろうか、と」

十神「首を切られた被害者、そして本来あるはずのハサミが無い奴がいる」

十神「誰に見られても、疑われて然るべき状況だ」

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