175: ◆vFrOP6Ejc.[saga]
2013/11/02(土) 16:00:41.28 ID:Riisiohl0
2-3レスだけですが今から投下します。
176: ◆vFrOP6Ejc.[saga]
2013/11/02(土) 16:03:12.26 ID:Riisiohl0
寮の部屋に戻ると、黒子がいた。
「今日は本当にありがとうね。黒子」
「わたし、明日から学校に行くわ」
177: ◆vFrOP6Ejc.[saga]
2013/11/02(土) 16:04:25.01 ID:Riisiohl0
その夜も、わたしは夢見装置をつけて眠りについた。
夢の中の当麻に、こっちの世界の当麻との仲を話してあげよう。
夢の中の当麻とこっちの当麻の記憶がつながるように。
178: ◆vFrOP6Ejc.[saga]
2013/11/02(土) 16:06:41.69 ID:Riisiohl0
「美琴」と呼ばれても。
髪をなでられても。
それはもうとても気持ちいい事なんだけど。
179: ◆vFrOP6Ejc.[saga]
2013/11/02(土) 16:07:15.72 ID:Riisiohl0
とりあえずここまでです。
また、夜に続きを投下します。
180: ◆vFrOP6Ejc.[saga]
2013/11/02(土) 19:58:19.74 ID:Riisiohl0
続き、投下します。
181: ◆vFrOP6Ejc.[saga]
2013/11/02(土) 19:59:10.71 ID:Riisiohl0
翌日、久しぶりに行った学校の授業が終わるころ、はかったように電話がかかってきた。
ブルブル震えるゲコ太の電話機のディスプレイに表示される名前をみて、わたしは一瞬固まった。
(当麻だ)
182: ◆vFrOP6Ejc.[saga]
2013/11/02(土) 20:03:42.56 ID:Riisiohl0
「おぅ、みさ、いや、美琴か?」
不器用な当麻らしい。
でも、ちゃんと美琴って呼んでくれた。
183: ◆vFrOP6Ejc.[saga]
2013/11/02(土) 20:07:18.51 ID:Riisiohl0
「いや、用ってほどのものがあるわけじゃないんだけどさ」
「電話かけちゃダメだったか?」
「ダメじゃない!」
184: ◆vFrOP6Ejc.[saga]
2013/11/02(土) 20:10:50.41 ID:Riisiohl0
わたしは、一体何を言ってるんだろう。
電話してくれたことがうれしいと伝えたいだけなのに。
ちゃんとした言葉が出てこない。
185: ◆vFrOP6Ejc.[saga]
2013/11/02(土) 20:15:08.48 ID:Riisiohl0
最初に予定が無いアピールをしたのはやはり当麻には通じていなかったようだ。
(何が「これといった用はない」よ)
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