186: ◆vFrOP6Ejc.[saga]
2013/11/02(土) 20:19:09.71 ID:Riisiohl0
公園に着いて、息を整えながら当麻を待つ。
これから会おうって言っただけで、ちゃんと時間を決めてはいなかった。
ここに来るまでの道のりを、わたしはなぜかずっと走っていたのだ。
ベンチに腰掛けて当麻を待つ。
なんだろう、このウキウキ感は。
人を待っているのがこんなに心地いいなんて、知らなかった。
しばらくして当麻がやってくる姿が見えた。
自然と顔がほころんでくる。
しかし、
「遅い!」
わたしの口から出てきたのは、そんな言葉だった。
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