198: ◆vFrOP6Ejc.[saga]
2013/11/03(日) 21:14:03.89 ID:eF5J3BR30
当麻の言葉にわたしは懸命に反論する。
「どういうことよ」
「夢の世界も、こっちの世界も、どっちも現実でしょ?」
「当麻も、夢の世界と繋がればいいんだよ、そうしたら全部わかる」
「これ、もう一つ作るよ。だから」
「あ、そうだ、これ持って帰っていいよ、今日から使ってみて」
「あたしは、すぐに新しいの作ってそれで・・・・・・
「夢はただの夢だ!」
「幻想でしかないんだよ。美琴、お前もわかってるんだろ」
「当麻は、記憶が無いから」
「記憶が破壊されちゃってるから、夢の中と記憶を共有することが難しいのよ」
「自分でそう言ってたじゃない」
「でも、この装置があればきっと大丈夫」
「夢の中の当麻は、幻想なんかじゃないわよ」
「だって・・・・・・
「美琴!」
当麻の声で私の話はさえぎられた。
「お前も本当はわかってるんだろう?」
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