69: ◆vFrOP6Ejc.[saga]
2013/10/20(日) 20:56:50.74 ID:RsuMJyUq0
一人で部屋に残ったわたしは、また、ベッドの上で膝を抱えて震えていた。
眠るのが怖い。
夢の中でまで当麻に拒絶されるのが怖い。
それは、自分の存在が否定されるのと同じことだ。
(もうずっと眠らない)
そう思っていた。
しかし、昨日の夜も寝ていない上に、今日は昼間にあちこち歩き回った。
さすがに体力の限界だ。
いつまでも眠らないなんてことが出来ないことはわかっている。
わたしは、覚悟を決めて眠ることにした。
夢見装置をつけて。
なぜか、目から涙が零れ落ちてきた。
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