過去ログ - モバP「膝上の猫を撫でるように」
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49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/23(水) 22:45:58.48 ID:J55m8Tjjo
P「今日はいい天気だ。ぽかぽかしてて暖かい」

藍子「ひなたぼっこ日和でよかったです。最近天気がよく崩れたりしますから」

P「ああ、寒暖の差が激しかったりな。体調管理はしっかり頼むぞ」

藍子「Pさんも、お体に気をつけてくださいね?」

P「もちろん。お前たちに移すわけにもいかないし、何より風邪なんか引いてる場合じゃない身だ」

藍子「あはは……」

P「こんなゆったりして過ごすのも久し振りかもしれない。藍子のおかげかな」

藍子「私はPさんに私のわがままを聞いてもらってるだけですから、そんなことないです」

P「そんなことあるよ。惜しむらくはそろそろ時間だろうなってことだ」

藍子「あっ、もう……そうですね。そろそろ戻らないと私だけズルになっちゃいます」

P「少しだけでもこの場所にこれてよかったよ」

藍子「あの、Pさん。ここ、Pさんの他の誰にも教えたことない場所なんですよ」

P「そうなのか?」

藍子「はい。今日……私にとって特別な場所になれました」

P「大げさだなぁ」

藍子「大げさなんかじゃないですっ。またいつか一緒に、来てもらえますか?」

P「それくらいお安い御用だ。いつになるかは約束できそうにないけど、いいか?」

藍子「はい、待ってますから。それまでは……Pさん、最後に1つだけ」

P「どうした?」

藍子「写真を撮りたいんですけど、いいですか? 2人で写った写真……なんですけど」

P「いいぞ、撮ろう。俺とでいいなら」

藍子「Pさんとだから撮りたいんですっ! それじゃあ準備しますね?」


 ※何度も撮り直し、満足のいく写真を撮れて幸せそうな藍子だった。
  ……のだが、行きは肩を寄せながら来たことをすっかり忘れたPの隣を、少し残念そうにして歩いていたそうな。


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