11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/20(日) 00:33:08.95 ID:iNkSCVM3o
私は、また一人でスタートに佇む。
こんな家には居たくない。
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/20(日) 00:38:00.35 ID:iNkSCVM3o
さいころを振る。
『2』
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/20(日) 00:43:28.75 ID:iNkSCVM3o
さいころを振る。
『1』
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/20(日) 00:46:38.66 ID:iNkSCVM3o
さいころを振る。
『2』
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/20(日) 00:50:26.13 ID:iNkSCVM3o
私は声を張り上げ、導くように歌う。
その時だけは、みんなついてきてくれた。
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/20(日) 00:51:34.03 ID:iNkSCVM3o
コンクールの期間が過ぎると、私はまたいつもように戻った。
みんなもまた、腫物を扱う日々。
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/20(日) 00:52:14.40 ID:iNkSCVM3o
さいころを振る。
『1マス進む』
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/20(日) 00:55:03.01 ID:iNkSCVM3o
私は、何も疑っていなかった。
きっと、思い描いていることは、間違いではないって。
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/20(日) 00:55:30.21 ID:iNkSCVM3o
さいころを振る。
『1マス進む』
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/20(日) 01:01:31.51 ID:iNkSCVM3o
私は、無我夢中で手を伸ばした。
霞の中で、形も分からぬ何かを掴もうとして。
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/20(日) 01:03:18.90 ID:iNkSCVM3o
「あ……」
力と共に右手に込められた、期待と不安は、やり場を失って戸惑い。
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