過去ログ - 蘭子「深智の書、記せしアルハズラッドの運命を」小梅「呪い……?」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/20(日) 12:55:19.12 ID:09LTKW3ho
道中、小梅は何事かをずっと話し続けていた。

「呪いっていうのは、呪いをかけられていること、それを相手に伝えるのが、えと、最初のこと……。
 自分が、呪われている、恨まれている、嫌われている、嫉まれている、疎まれている、それを強く、強く、知らしめること……」

「呪いの儀式が恐ろしい手順を取るのは、そのため……。呪うことが、容易ならざるように。呪われることが、尋常ならざるように。
 特別であればあるだけ、恐ろしい。おぞましい。恐怖は、手筋を媒介に、伝播する」

よくわからん。

「呪われると思うようにするのが、呪いってことか?」

「そ、そう、そう……。呪われている、と、思えば、家鳴りも、風の唸りも、全部、呪いの、効果……」

「そんなもんなのか」

「そ、そんな、もん。そう」


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