過去ログ - 苗木「…え? この人が校医?!」霧切「ドクターKよ」
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939: ◆4hcHBs40RQ[saga]
2013/12/26(木) 00:41:50.54 ID:Az3qfdfM0

K「気を遣わせてしまって、校医失格だな。俺よりもお前の方がずっと辛いだろうに…」

苗木「ツラくないって言ったら、嘘になります。でも、一人でいるともっとツラくなって…
    誰かを励ますことで、僕は自分自身を励ましているのかもしれない」

K「……時間が、解決してくれるさ。どんなに辛いことも、悲しいことも、時が経てば……」


まるで自分に言い聞かせるように、KAZUYAは苗木に言う。大人であり医者であるKAZUYAは、
今までに数え切れない程の人の死を見てきた。そのたびにこう言って自分を納得させてきたのだ。


苗木「忘れるなんて、そんなこと出来ませんよ。僕は…! 舞園さんの死も、桑田君の死も、
    ずっとずっと引きずっていく! 二人の死と思いを引きずったまま前に進む!
    忘れたりなんてしない! 忘れたくない! これからもずっと引きずっていくんだ!」

K「苗木…」

苗木「…先生だって、本当は忘れられないんでしょう? 僕にはわかる。先生は、そういう人なんだ」

K「……そうかもしれんな」


そして二人の忘れられない男は、過去を引きずったまま前へと進んでいく――




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