過去ログ - ガリアの空の下【ストライクウィッチーズ】
1- 20
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/21(月) 00:50:38.51 ID:bFC+eytVo
そんな折り、リーネさんが提案してくださったのが、ガリア復興財団の設立でした。
広く人びとから募金などを募り、その資金を元手に人や資材を再分配することで、
現在パリに集中している復興事業をガリア全体で広く展開するという、それは大きな事業の構想でした。
人材や資材の提供や金銭管理は、リーネさんの実家が運営しているビショップ財団が一元管理してくださいます。

もともとガリア解放後からそういった構想を考えてはいたそうなのですが、
501再結成に伴い、わたくしたちが直接復興に携わることができなくなる事が決まった事もあり、
実現化に向けて本格的に動くことになったのだ、とリーネさんはおっしゃっていました。

そもそもこの構想は、彼女の実家が大きな商家であり、またお母様がブリタニア軍を中心とした各方面に
強い発言力を持っていることを背景にして初めて実現できる事でした。

政府の、集中的な復興事業と対照的に、広く民間の力を活用した復興財団の活動。
この2つの異なるアプローチの並行的な運用は、その後のガリア復興を強く牽引していくことになります。

そう、ガリアを復興させた真の立役者は、このわたくしなどではなくリーネさんなのです。
(インタビューなどでわたくしがそう言うと、首をぶんぶん振って否定して記事から削除させてしまうのですけど…)

もちろん、わたくしはリーネさんがこの青写真を説明してくださった時にすぐさま賛同の声を上げましたし、
復興財団が正式に設立されたその直後に、残っていた貯金の全額をつぎ込み、
501加入に伴って連合軍から支給される俸給も、すべてリーネさんにお渡ししています。

お金を渡すたび、何故かリーネさんは困ったような顔をされていましたけれど…。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
37Res/44.42 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice