過去ログ - ガリアの空の下【ストライクウィッチーズ】
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/21(月) 00:53:00.11 ID:bFC+eytVo
瞳の中で星が瞬いた。

衝撃的でした。

どこからか「ぐえ」という食事の場にあるまじき言葉が聞こえた。
テーブルのあちこちから漏れる感嘆とも呻きとも取れる小さな声、声。

辛うじて「個性的な味」と評して笑ってみせた。
笑えたと、思う…たぶん。

可哀想に、服部さんは真っ青な顔で頭を下げている。


…でも、正直なところ、わたくしがいままで食べた食べ物の中にもっと衝撃的なものはいくつもあった。
このミソ汁は、匂いがいいだけまだマシなほうです。

今必死に謝り倒しているこの人に、教えて差し上げたい。
かのカールスラントのトップエースの、その手でつくり上げる料理の衝撃を。
敬愛する上官が携えた、あのどろっとした液体の恐ろしさを。

それと比べれば、まだ服部さんのお味噌汁は…。

そこまで言おうとして、結局のところ慰めにはならないと思って、口をつぐんだ。

…それにしても、今でこそわたくしのほうが気を遣う側に回っているけれど、
あの頃はまだ、いろいろな人に気を遣われる側に立っていたのだと思います。

そう、そのことを教えてくださったのも、リーネさんで――。


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