過去ログ - ガリアの空の下【ストライクウィッチーズ】
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27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/21(月) 01:05:21.03 ID:bFC+eytVo
――わたくしのシャトーを?

「はい、ペリーヌさん」
リーネさんはそう言って頷いた。

ペリーヌさんのシャトーを再建しましょう。
そうリーネさんが言い出したのは、アマギから降りて宿場までゆく道すがらのことでした。

この地、パ・ド・カレーは港町ではありますが、いまだガリアは復興叶わぬ地が多く、
港湾地区および内地への道路の整備こそ少しずつ進んできていましたが、
それ故、逆に郊外の農園地帯や住居地域についてはほとんど手がつけられていない状況でした。

もちろん、市街区から遠いわたくしのシャトーも。

「でも、リーネさん。それは…」

優先順位が違う、それはリーネさんも言わずとしれたところであるはず。
そもそも、このカレーで港区ばかりが復興、整備されていくのも、ひいてはガリア内地における
復興物資、人員の輸送に寄与するから、という必要に応じての事なのです。

この状況において、わたくしのシャトーの復旧という私事を優先することは、わたくしにはできない話でした。

ですがリーネさんは
「いいえ、それは話が逆なんです、ペリーヌさん」

そういってわたくしに滔々とした口調で説明を始めました。


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