過去ログ - ガリアの空の下【ストライクウィッチーズ】
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9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/21(月) 00:46:31.93 ID:bFC+eytVo
――ペリーヌせんせい、ありがとう!

授業を終えた子供たちが、挨拶の言葉を残して一斉に部屋を出て行く。
まるで、物音に驚いた鳩が一斉に飛び立つよう。

「おつかれさまでした、ペリーヌさん」
「アメリーも、ありがとう」

授業を終えた後のいつものやりとりを交わした後、わたくしはあちらのほうに目を向ける。

「リーネさんもご苦労様でした。宮藤さんは…あー、その絵はなんですの?」
「あはは…絵って面白いね、夢中になっちゃった」

確かにリーネさんと隣り合わせで小さな子のお絵かきに付き合ってくれていたはずの彼女が、
いつのまにか、自身が黒檀の欠片を紙の上に這わしているのだった。
それにしても、これはなんの絵なのでしょう…そもそも、これは絵と言えるのか。

…物好きな金持ちになら、逆に高値で売れそうですわね。

「なにか言った?ペリーヌさん」
「い、いいえ。なんでもありませんわ」

その後、わたくしはリーネさんと宮藤さん、それに部屋の片隅で所在なげにしていた
服部静夏軍曹に今日の夕飯作りをお願いすることにした。

この後わたくしは人に会わなければならない。


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