過去ログ - ほむら「もう一度だけ逢いたい」 その2
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29: ◆bvqVN1tP96Fx[sage saga]
2013/10/23(水) 00:17:49.01 ID:RP0Axp560

■巴マミの挑戦


□風見野

物語の時間は午前四時前に遡る。



マミ
「この地域も厳しくなってきたわね。つくづく瘴気が濃い」




夜通しの魔獣退治で獲得したグリーフシードはとても重い。密度もある。
見滝原に深く根付いた絶望がここ風見野まで浸透している証拠だ。

マミは眠気覚ましの紅茶を啜り、次なる魔獣の群れを探しに奔走した。


背後に気配がした。


マミ
「まだ居たのね」


マスケットを突きつけると両手を挙げて、にやりと笑う黒尽くめ。

こちらが優位のはずなのに背筋が凍った。


「危ないじゃないか。巴マミさんよ」


一度だけ見たことがあるシルエット。
あろうことか、何も知らず自宅にまで上げてしまった天敵。宿敵。
暁美ほむら以上に危険な魔法少女としてキュゥべえから聞き出したのは記憶に新しい。





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