過去ログ - 社長「今度、上の階に越してきた高木といいます」
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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/23(水) 19:35:51.24 ID:obhSRlC40
初めてやって来たその時は、カレーがないことにがっかりしながらも、出された料理を美味しい美味しいとあっという間に平らげてしまった。

年ごろを考えれば育ち盛りと言ってもいい頃なのだろう、年齢相応の食べっぷりに感心したものだった。

亜美「おっちゃん、ごちそうさまっ! これ、お金ね!」

そう言って千円札を差し出してきた。

見た目と振る舞いの幼さから幾分か警戒はしていたのだが、お代を払ってもらえる限りは大事なお客様だ。

お釣りを手渡すと、それをギュッと握りしめると、

亜美「美味しかったよー! じゃ、またねーっ!」

そう言って外へと駆け出して行った。

そして、まるで嵐が過ぎた後のように、空になった食器だけが残された。

やれやれ、と私がため息をつきながら食器を片づけ始めた時だった。

ガラガラッと勢いよく店の引き戸が開かれたのは。


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