過去ログ - 社長「今度、上の階に越してきた高木といいます」
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41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/23(水) 21:37:50.36 ID:obhSRlC40
貴音「では、それをいただきましょう。あと、響が頼んだ角煮も単品で追加してください」

思わず目を丸くした私は、はっ?と思わず声を漏らしてしまった。

一緒に来ていた響ちゃんはそんな私を尻目に、こんなことは慣れっことばかりに言い放つ。

響「う〜ん、連れてきておいてなんだけど、貴音はそれで足りる?」

おい、止めるんじゃないのかよ、それどころか追加勧めちゃってるよこの子。

貴音「では御飯を大盛り……いや、特盛りは出来ますでしょうか?」

乗っちゃったよこの子も、ていうか特盛りを頼まれたのも初めてだよ(後にメニューに加わったのは言うまでもない)

そんなことは口には出来ないので、不安ながらも私は調理へと取り掛かった。

が、私の不安などどこ吹く風、貴音ちゃんはその量をあっさりと平らげてしまった。

呆気に取られる私をよそに、角煮のタレで汚れた口元を紙ナプキンで拭きながら二人は会話に花を咲かせる。

貴音「真、美味でした」

響「そーでしょ、そーでしょ。やっぱりここに来てよかったぞ、事務所の真下なのに今まで来たこと無かったからね!」

貴音ちゃんの舌にも合ったのが嬉しかったのか、響ちゃんが胸を張る。

響「みんなからマーサン、マーサンって聞いていたけど、本当だったぞ!」

マーサンが「美味しい」と知るのは後の事になるが、そう言って白い歯を私に見せてきた響ちゃんが印象的だった。


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