過去ログ - 海未「犯人は・・・あなたですね?」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/24(木) 01:14:27.02 ID:0Xobu24F0
どうやら疲れて寝てしまっているのか・・・

海未「まぁ。だらしないですね。まったくもう。」

絵里「フフフ。よっぽど疲れていたのね。でも困ったわ。これじゃ中に入れないわよ」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/24(木) 01:14:58.05 ID:0Xobu24F0
ことり「あ、海未ちゃん、絵里ちゃんどうしたの?こんな所で。あれ、凛ちゃんが寝てる。中にはいらないの?」

絵里「中に鍵がかかっているのよ。鍵はあると思うから真姫を呼びに行こうと思っていたのだけど」

にこ「そんな事しなくても呼べばいいじゃない。凛ーーーー!返事しなさーーーーい!りーーーーん!!」
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/24(木) 01:15:27.56 ID:0Xobu24F0
しかし凛はピクリとも反応はしなかった。

メンバーもさすがにこれはマズイんじゃないか?と危機感を感じた。

絵里「ねぇ・・・さすがにまずくない?」
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/24(木) 01:15:56.39 ID:0Xobu24F0
にこ「凛がリビングで寝ているんだけど、リビングが閉まっているの」

真姫「は?どうゆうこと?」

海未「私が話します。実は・・・」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/24(木) 01:16:28.88 ID:0Xobu24F0
凛はピクリともしない。

海未「部屋の鍵はたしか鍵は一階にありましたよね!」

真姫「ええ。たぶんここのもあると思うわ。取ってくるわね!」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/24(木) 01:16:58.60 ID:0Xobu24F0
管理室と言ってもそこは荷物置き場だ。と海未は思った。布団や掃除道具、ブレーカー、机。そして壁には鍵がかかっていた。

しかし鍵は部屋の数だけあるのか、とてもどれが二階のリビングの鍵かわからない。

海未「これではわかりませんね。手間ですが一つづつ試すしか・・・真姫?」
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16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/24(木) 01:17:27.17 ID:0Xobu24F0
海未「すごいですね。なんでわかったんですか?」

真姫「親からマスターキーの事は聞いていたのよ。これさえあればこの別荘の、どこでも開けられるわよ」

海未「なるほど、さすが真姫です。」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/24(木) 01:17:57.31 ID:0Xobu24F0
花陽「凛ちゃああああああああんーーー!凛ちゃああああああああん!」

二階は凛を呼ぶ声で響き渡っていた。一階にいた海未たちに聞こえたのだからドア越しの凛が聞こえないはずはないのだが・・・

真姫「だめみたいね!鍵持ってきたわ!」
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/24(木) 01:18:24.59 ID:0Xobu24F0
真姫は鍵を入れて回すとそれはあっさり開いた。花陽、希、ことり、にこ、絵里、海未、真姫の順になだれ込むようにリビングに入る。

そこにあったのは凛の足。それはドアのガラスからも見えた光景。おかしかった。何故なら、ガラス越しにしか見え無かった[もの]と、リビングに

入ってから見えた[もの]は全くもって、同じだったのだから。
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19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/24(木) 01:18:50.26 ID:0Xobu24F0
凛の下半身しか、そこにはなかった。

にこ「なに・・・これ・・・」

花陽「り、凛・・・ちゃん・・・?」
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/24(木) 01:19:20.03 ID:0Xobu24F0
そこは日常とかけ離れた光景だった。

部屋は荒れ、壁は赤、赤、赤でいっぱいだった。海未は授業中のとある光景を思い出した。

あれは確かそう、授業がつまらなくて、ついエンピツでノートに特に意味もなく、しかし書きなぐったような模様・・・
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